どうも、サラリーマンこあらです。
子どもには、虫歯になってほしくない!というのは、親の願望です。
でも、虫歯予防のために行う子どもの歯磨き、手こずっていませんか?
我が家は、本当に手こずっています(汗)
歯磨きしようとすると、全力で拒否する!
大泣きする!!
そんな悩みを抱えている方に、朗報です♪
観察:子どもが歯磨きを嫌がる要因
我が家の子どもの歯磨きをしようとすると、「やだー!」と言って、全力で拒否されるんです。
特に2歳の次女がひどい!
イヤイヤ期とも相まって、それはもう、全力で拒否して、大泣きして、汗をダラダラ掻きながら、歯磨きされています(笑)
でも、なんでそんなに嫌がる?
ということで、ちょっと観察してみました。
普段は、集中して歯磨きできるように、仰向けに寝転がらせて、両腕を親が足で抑え込み、何とか歯磨きしている状況です。
でも、観察するために、椅子に座らせて、歯磨きしてみることに。
すると・・・
まぁ、じっとしていない!
頭がふらふら、おしゃべりペチャクチャ、あっちにチョロチョロ、こっちにチョロチョロ。
観察して分かったこと。
それは、じっとするのがイヤ!!ということ。
まぁ、他にも色々と歯磨きが嫌な理由はあると思いますが、少なくとも1つは、「強制的に、じっとさせること」が原因だということが分かりました。
対策:じっとするのがイヤ!の対応策
では、観察して分かった「強制的にじっとしていることがイヤ」という原因に対して、どう対応するか?
とりあえず理屈で考えてみましたが、以下の2つの方法が考えられます。
対策
- 動き回っても問題ない歯磨き
- 短時間で終わる歯磨き
まずは「1.動き回っても問題ない歯磨き」ですが・・・。
そんな都合の良い歯磨きの方法は、ない!
少なくとも私が知る限り、そんな都合の良い歯磨きの方法は、見たことも、聞いたこともありません(笑)
となると、考えられる対策は、「2.短時間で終わる歯磨き」です。
歯磨きのときは、動きまわらず、じっとして、大きなお口を開ける!これは、しょうがない。だって、そうしなければ、歯がきれいに磨けないですから。
ただ、その「じっとしている時間を短くする」ことは可能です。
子どものじっとしている時間を短くすることで、少しですが、子どもの「イヤだー!」の時間を少なくしてあげられます。
方法:歯磨き時間を短縮する方法
では、具体的に、どうやって歯磨きの時間を短縮するのか?
ここでぜひ、知っておいてほしいのが、記事のタイトルにもあるとおり、「磨かなくても良い歯」です。もう少し正確に言うと、歯には「磨かなくてもいい領域がある」ということ。
この知識は「目からウロコの歯磨き革命(吉田太一)」という本に書かれていたのですが、歯は3つの領域に分けられるそうです。
歯の3つの領域
- 自浄域
- 可能域
- 不可能域
これらを簡単に説明すると、
まず「自浄域」は、物を食べるときに食べたものが当たって、自動的に汚れが落ちる部分。前歯のそして、噛み切る部分や奥歯の山の部分が当たります。
次に「可能域」は、歯磨きなどで磨ける部分。歯の隙間や溝、歯茎と歯の境目などがこれに当たります。
最後に「不可能域」は、どう頑張っても歯磨きで磨けない部分。奥歯の隙間の奥にある空洞などが当たるそうです。
そして、私が書いた「磨かなくてもいい領域がある」とは、「自浄域」のこと。
みなさん、歯に「自浄域」があるなんて、知っていましたか?
少なくとも、私は知りませんでした。なので、「磨かなくてもいい領域がある」という視点を知った時は、目からウロコでした。
自浄域は、上記のとおり、食べ物が当たって自動的に汚れが落ちる部分。そんなに念入りに磨く必要はありません。むしろ、念入りに歯磨きしても、労力と時間が無駄になってしまいます。
自浄域を歯磨きする代わりに、「可能域」を意識して歯磨きをすることで、歯磨きの時間を短縮することができ、子どもの「じっとしている時間」を短縮することができます。
その結果、必要な歯磨きを行いつつ、子どもの歯磨きイヤ!を、多少なりとも解消することができると思います。
まとめ
最後に、この記事のポイントについて、まとめておきます。
- 子どものは、歯磨きでじっとしているのが嫌で、騒ぎ出す
- 短時間で終わる歯磨きを心がける
- 自浄域の存在を知り、無駄な歯磨きを改善することで、時間短縮につなげる
無駄な歯磨きを見直して、ぜひ、親子にとって負担の少ない、歯磨きを心がけていきたいですね♪