投資

株式投資、2つの分散について考察する

株式投資の方法には、2つの分散投資がある。

1つは銘柄の分散について。

1つの銘柄に絞って資金を投入するのではなく、複数銘柄に分散をして投資をすることで、業績不振や不景気による株価の下落等を影響を分散することが可能。

これは、正直、納得。

1つの銘柄に絞る行為は、その企業の業績のみに結果が左右されることになり、非常にギャンブル性が高くなってしまうため、銘柄を分散しない株式投資をする気にはならない。

株式投資をするなら、複数銘柄を購入して、リスク分散や株主優待のバリエーションを増やすことに異論はない。

問題はもう1つの分散、購入時期の分散について。

株式を購入する時期を分散することは、どのようなメリットがあるのか。

株価が下落局面だった場合、購入時期を分散することで、購入単価を引き下げる効果がある。

同じような意味ではあるが、高値掴みを防ぐ効果もある。

また、購入予定株数を全て購入する前であれば、暴落した場合の損失を一定程度、軽減することができる。

しかし、このメリットは、逆に言えば、デメリットでもある。

つまり、

株価が上昇局面だった場合、購入時期を分散することで、購入単価を引き上げてしまうことになる。

また、割安株価で購入するチャンスを逃し、利益を得るチャンスを逃してしまう恐れもある。

また、購入予定数を全て購入する前に株価が急騰してしまうと、利益を一定程度、逃してしまうことになる。

これらのことを考えた場合、購入時期は分散するべきなのか?

どう考えると良いのか?

まず、投資で一番重要になるのは、資金をなるべく減らさないこと。

資金を増やすことは必須だが、それを優先してリスクをとるのではなく、まずは、なるべくリスクを避けて、死因を減らさない投資方法を行うことが重要になる。

それを考えると、購入時期の分散は、「資金を大きく減らす」リスクを軽減するという意味では、非常に重要な手法だと考えられる。

また、リスク軽減の視点で考えると、複数銘柄への分散投資も重要な要素。

しかし、投資初期の資金が少ない時期は、複数銘柄による分散投資を行おうと考えても、資金が足りないため難しい。

投資資金を確保するために、毎月の収入等から資金を捻出するためには、1つの銘柄への1回の投資額は小さくした上で、なおかつ、時期を分散することが必要になってくる。

ある程度、投資資金が大きくなるまで、複数銘柄のポートフォリオが完成するまでは、銘柄と時期の分散投資をする価値はあると考えられる。

逃した利益が気になってしまうが、それよりも、回避できたリスクを大切にして、自分の投資方法を信じることが大切。

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