どうも、サラリーマンこあらです。
「人生の達成したい目標」が無いことに気が付いてから、色々と試行錯誤を繰り返している日々で出会った本。
内館牧子著の「終わった人」。
だんだんとハマり始めて、途中から一気に読んでしまいました。
正直、衝撃。
こういう人生も、あり得るんだろうなと。
夢や希望があるわけでもなく、本当に、現実感のあるストーリー。
自分も将来、こういう感じになるのではないかという、現実的な内容。
この話に出てくる主人公は、定年後の人生を歩む男性ですが、定年ではない40代前半の自分も、なんか、心を、気持ちをえぐられるような内容でした。
改めて感じさせられます。
自分が、自分らしくいられる居場所は、どこにあるのか?
人生を充実させるためには、何が必要なのか?
40代後半、50代、60代と、どのように過ごしていけば良いのか?
何を見据えて、自分の時間を使うべきなのか?
今は居心地が良くても、
今は居場所があっても、
今は生活に満足出来ていても、
平穏で、今と同じ生活が続くとは限らない。
環境が変われば、居場所が変われば、人間関係が変われば、安定していると思っていた自分の生活は、一変する気がします。
そういう状況を乗り越えるには、やはり「軸」が必要。
人生の目標があり、その目標に向かって一生懸命努力するという「軸」。
環境の変化があっても、居場所が変わっても、人間関係が変わっても、これだけは変わらないという「軸」。
落ち込んでも、浮かれても、横道にそれても、これだけは絶対!と言える「軸」。
そういう軸を明確にしたいですね。
目標は別に、「お金持ちになる」というような物理的な達成指標でなくても、「こういう人間になる」という人間性的な目標でも良いと思うんですよね。
色々な情報を収集して、既成概念にとらわれず、幅広く、自分らしい目標、自分にとって「これだ!」と言える目標を、見つけていきたいと思います。