どうも、サラリーマンこあらです。
ここでは、私が受験した行政書士の資格試験について、その概要を書いてみようと思います。
試験の時期と受験費用
まず最初に、試験の時期と受験費用についてですが。
行政書士の試験の時期は、毎年11月の第2日曜日と決まっています。そして、その受験のための申込期間は、7月下旬~8月下旬の約1カ月間で、郵送での申込のほか、インターネットでも申込をすることが可能です。(ちなみに、合格発表は翌年の1月下旬となります。)
また、受験するためには手数料が必要となり、受験申込の際に一緒に支払を行います(コンビニでの払い込みや、クレジットカードでの支払が可能。)。2022年試験の場合は10,400円の手数料でした。
試験時期と受験費用
- 申込期間:7月下旬~8月下旬(約1カ月)
- 試験時期:11月第2日曜日
- 合格発表:翌年1月下旬
- 受験費用:10,400円(2022年受験の場合)
試験科目
次に、行政書士試験に出題される試験科目について。
行政書士試験に出題される試験科目は、大きく分けると「行政書士の業務に必要な法令等」と「行政書士の業務に関連する一般知識等」となっています。
具体的には、法律関係の科目として「憲法」「民法」「商法」「行政法」「基礎法学」、一般知識として「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」となっています。
試験問題の出題形式
続いて、試験問題の出題形式について。
行政書士試験の問題の出題形式は、そのほとんどが5肢択一式のマークシート問題となりますが、一部、記述式問題と、多肢選択式の問題が出題されます。
記述式問題は、基本的に「民法」と「行政法」から出題され、多肢選択式は法律関係の「憲法」と「行政法」から出題される傾向にあるようです。
試験問題の出題数と試験時間
行政書士試験の問題の出題数は合計で60問。大きく分けると、法律関係が46問、一般知識が14問です。
試験科目別に見ると、「憲法」が6問、「民法」が11問、「商法」が5問、「行政法」が22問、「基礎法学」が2問、「政治・経済・社会」が8問、「情報通信・個人情報保護」が3問、「文章理解」が3問となります。
出題形式別に見ると、「5肢択一式」が44問、「記述式」が3問、「多肢選択式」が3問となります。
また、試験時間は13時~16時の3時間となるため、この時間内に60問全てに解答するためには、1問あたり3分程度で解答しなければいけない計算になります。
試験科目と出題数
試験時間は13時~16時の3時間で、出題数は60問。
- 憲法:5問+多肢式1問
- 民法:9問+記述式2問
- 商法:5問
- 行政法:19問+多肢式2問+記述式1問
- 基礎法学:2問
- 政治・経済・社会:8問
- 情報通信・個人情報:3問
- 文章理解:3問
資格取得の難易度(合格率)
行政書士の資格取得の難易度については、そこまで高くないという印象がありますが、これまでの受験者数や合格者数の推移を見る限り、合格率は10%程度のようです。
毎年4~5万人が受験して、そのうち、行政書士の資格を取得できるのは4,000~5,000人程度なわけですから、難易度がそこまで高くない試験とはいえ、それなりに試験対策をしっかりとしていなければ、合格するのは難しいと思われます。