こんばんは、サラリーマンこあらです。
今日は、子どものお小遣いの支給タイプについて、ちょっと考えてみました。
子どものお小遣いのタイプは、大きく分けて2つ。
- 定額タイプ
- 報酬タイプ
そして、そのメリットとデメリットについてですが。
定額タイプの場合
まず「定額タイプ」の場合。
特に難しく考える必要が無く、決まった金額を、毎月渡すだけでOKなので、非常にラク。
また、決まった時期に、決まった金額が手に入るため、お金の出入金管理(使い方や貯金の計画)を簡単に学ぶことができます。
ただし、子どもの中では「何もしないで貰えるお金」という扱いになってしまう危険性もあり、社会の中でお金を得る方法とはちょっと、ずれている気がします。
また、定額のため、頑張りに応じた「お小遣いのアップ」というモチベーション向上に、繋がりにくい気がします。
報酬タイプの場合
次に報酬タイプの場合。
こちらは、働いた分だけお小遣いが貰えるため、社会に出てお金を稼ぐ仕組みによく似ており、お金を稼ぐ仕組みを学ぶことができますし、親の仕事とお金の関係についても、理解し、学べる可能性があります。
そして、自分で頑張った分の報酬というところから、お金を得る苦労や、お金の大切さを学ぶことができます。
また、定額タイプとは逆で、複数のお手伝いと組み合わせることで、頑張った分だけお小遣いを増やせる可能性があり、お手伝いのモチベーションアップにつながりやすい。
親としても、お小遣いを得るためのお手伝いとして子どもの労働力を活用できる上に、お小遣いと絡めて家事全般を身に付けさせることも可能で、一人で暮らしていくための基礎体力作りができるのも、大きなメリットの一つです。
逆にデメリットですが。
まず、報酬の条件や報酬金額を設定する必要があり、ちょっと頭を使います。
また、報酬とお手伝いを結び付けた場合、逆に「報酬が貰えないならお手伝いしない」という、ちょっとずる賢い考え方で、げんきんな行動をするようになる危険性もあります。
我が家の場合
我が家の場合は、「報酬タイプ」を選択して、お小遣いを上げています。
その理由や目的は以下の通り。
- 社会でお金を稼ぐ仕組みを学ぶ。
- お手伝いをさせて、自分たちの家事の負担を減らす。
- お手伝いする中で、家事を覚えさせる。
- 工夫次第で、報酬を多く得られる体制を整えておく。(学年が上がってお小遣いを増したいと思った時のため)
- お手伝いで感謝の気持ちを伝えることで、「人から感謝されること=お金を得る可能性があること」という、サービスの原則を学ぶ。
今のところ、率先してお手伝いを頑張ってくれているので、この調子でうまくいくと良いんですけどね♪