子ども:金銭教育

お金の基本的な流れから見えてくる、子どものお小遣いの重要性

こんばんは、サラリーマンこあらです。

先日から少し書いていた、子どものお金教育についてですが、お金の基本的な流れを考えてみました。

 

以下は、私がイメージしているお金の基本的な流れです。

 

誰もが知っている、非常に基本的な「お金の流れ」ですよね。ただ、これを考える中で、とても重要なことに気が付きました。

 

本来であれば、お金に関する能力としては、

  • 得る能力
  • 貯める能力
  • 使う能力
  • 増やす能力

の4つが必要となるハズ。なので、子どもに対するお金の教育は、これら4つについて、まんべんなく教えるべき。

 

でも、自分自身が子どもの頃に親から受けていたお金に関する教育って、上記の図の中でも「貯める」と「使う」の部分のみなんですよね。

さらに言うと、「貯める」や「使う」(特に「貯める」)に関して計画性が求められていたのは、収入源が「お年玉」の場合のみ

 

なぜ「お年玉」だけ、親から計画性が要求されていたのか?

それはおそらく、金額的にまとまったお金が手元に入ってくるため、親としても全て自由に使わせるわけにはいかなかったんじゃないのかなと。

 

理由は分からなくないですが、これはちょっとマズイ気がします。

なぜなら、「お年玉」のような臨時収入(不定期収入)のみを対象として、お金の能力を鍛えようと思っても、「次はいつ収入があるか分からない」という思考から、「貯める」一択しか思い浮かばなくなってしまう。というか、「貯める」を選択せざるを得なくなってしまう。

 

でも、自分の今の生活から考えてみると、何が重要なのかが、良く分かるハズ。

 

なんといっても「収入」。

それも、不定期ではなく、「定期収入」が非常に大切。

 

「お年玉をもらった。さあ、どうしようか?」という思考方法ではなく、「自分には定期収入がある。次月もしっかりと収入が見込める。じゃあ、それを踏まえて、今月の収入をどう使おうか?」という考え方ができることで、初めて、お金の計画的な使い方等が身につくと思います。

 

 

じゃあ、子どもにとっての定期収入とは何か?

そうですよね、お小遣いですよね。

つまり、「お小遣い」というのは、「子どもが自分の好きなものを購入できるお金」という低いレベルの話ではなく、「お金を得る、貯める、使う、増やす能力を身に付けるための起点となる、非常に重要なお金」と言えると思います。

 

そう考えると、「お小遣い」は、間違いなくあげた方が良い。

そのうえで、

その先の「貯める」「使う」「増やす」能力について、どう教育していくべきか?

 

そこをちょっと、考えていく必要がありそうですね。

 

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