どうも、サラリーマンこあらです。
いま、「投資信託って、どうやって利益を出すのか?」について考えています。
ちなみに、投資信託で利益を出すのテクニックとか、利益の出やすい商品の見つけ方とか、そういう話じゃないです。
すごい、基本的な話です。
そもそも、投資信託って、
- 何をすると利益が得られるの?
- どうなると利益が得られるの?
そういうお話をしようと思います。
というのも、私は現在、確定拠出年金をやっていて、「投資信託」で運用しています。
が!
投資信託って、よく分からないんですよね。
仕組みも複雑だし、なにより、何をすれば、自分の手元に利益が入ってくるか、分からない。
本もいろいろ読んでみましたが、そんな基本的な、というか、根本的な話が書かれたものって、なかなか見つからない(笑)
というわけで、ちょっとまとめてみました。
投資信託で利益を得る方法
投資信託で利益を得る方法は、大きく以下の2つ。
- 売買差益
- 分配金
売買差益
「売買差益」とは、運用商品を安く買って、高くなったら売って、差額を利益とする方法。
例えば、1つ100円の商品を買って、110円になったら売る。すると、
- 110円-100円=10円
となり、10円の利益が得られる。
こういうことです。
投資信託は、運用商品の値段(単価)が決まっています。そして、その値段は上下します。
この値段の上下を利用して、利益を得る、ということですね。
ただ、当然のことですが、買った値段より、売った値段の方が低ければ、損失となります。
そのため、売買差益で利益を得るのであれば、
- いかに安く買うか?
- いかに高く売るか?
がポイントになってきます。
分配金
「分配金」とは、投資信託の運用商品を買った後、商品を持っている人に与えられる配当金みたいなもの。
この分配金には、以下の2種類があります。
- 普通分配金
- 特別分配金
この2つの分配金を説明するために、簡単に投資信託の仕組みを説明しておきます。(分かりやすく説明するために、かなりざっくりとした説明になります。)
「投資信託の運用商品を購入する」というのは、簡単にいうと、「プロの投資家が投資活動をするための資金を出資する」ということ。
そして、この出資した資金を元に、プロの投資家たちは、利益を出すために投資活動を行います。
その結果、利益が出たとすると、
その利益を「普通分配金」という形で、出資した私たちに還元して、お金をくれるわけです。
じゃあ、「特別分配金」とは何かというと。
プロの投資家たちが投資活動をした結果、利益が出せなかった場合、本来なら利益還元できないので、分配金は出ないことになります。
が、
投資信託の運用商品によっては、私たちが出資した元金を取り崩して、「特別分配金」という形で分配金を出すものがあります。
これは、単なる元金の取り崩しで、お金が増えているわけではないため、見かけ上はお金が入ってきますが、利益とはちょっと違いますね。
そのため、分配金を利益として受け取るためには、
プロの投資家の投資活動の成績が良い商品を選んで購入し、「普通分配金」を得る必要があります。
まとめ
ここまで、ちょっと細かな話をしてきたので、原点に戻って、投資信託の最終目的から、まとめてみようと思います。
投資信託で、何を達成したいか?
それは、「自分のお金を増やすこと」ですよね。
つまり、ここまでに紹介した利益を得ることで、自分のお金を増やすということ。
<まとめ>
- 利益を得る方法は「売買差益」と「分配金」
- 「売買差益」は安く買って高く売ることを意識
- 「分配金」は運用成績が良い商品を選び、「普通分配金」を得ることを意識
ここまで理解できれば、あとは、
- これらの利益は、どうすれば得やすくなるのか?
- これらの利益をどう活用すれば、お金が更に増えるのか?
を勉強していくだけですね!
いかがでしたか?
もしかすると、私の理解の仕方に誤りがあるかもしれませんが、「投資信託で利益を得る」というのは、大まかには、こういうことだと思います。