どうも、サラリーマンこあらです。
「どの時間足を使ってトレードしたらいいの?」
FXトレードをしている人は、きっと、1回は思ったことありますよね。
特に、トレードスタイルが固まっていない、初心者の人。
今日は、そんなFXトレード初心者の人が、どの時間足を利用すると良いのか、ちょっと書いてみようと思います。
初心者にお勧めの時間足とは
以前の「2つの軸を活用して、FXトレードのルールを明確に決める方法」という記事で、「エントリー」「利食い」「損切り」のルール決定において、横軸を活用する方法を書きました。
ここでちょっと、おさらいです。
- 縦軸=値動き
- 横軸=時間
でしたよね。
そして、この横軸という、誰が見てもブレることが無い客観的な情報をトレードルールに活用すると、トレード結果をより安定させることができます。
そして、
さっき紹介した記事の中では、横軸活用の方法として「1本のローソク足が確定したらエントリー」というのを紹介しています。
ローソク足の確定を利用したトレードルールは、横軸を活用した、とても簡単で分かりやすい方法。
なので、ぜひ、試していただきたい!
でも、問題があります。
ローソク足といっても、FXトレードの時間足チャートには、種類が非常に多い!
各分足から始まり、各時間足、日足、週足、月足・・・。
ど・れ・に・し・よ・う・か・な・?
なんて、悠長なことは言っていられません。
だって、お金がかかってるんですから!
選択肢が多いことは、自由度が高い反面、自分のトレードスタイルが固まっていない初心者にとっては、悩みのタネになってします。
そこで、私がお勧めしたいのが「日足」です。
「日足」をお勧めする理由
では、なぜ「日足」が良いのか?
答えは、単純明快。
誰でも簡単に!
かつ
計画的に!
トレードができるから。
日足より小さい4時間足、1時間足、15分足、5分足などを利用した場合。
ローソク足の確定は、1日の中で、何回も起こります。
仮に1時間足を利用する場合。
ローソク足の確定をエントリーのタイミングとするなら、ローソク足が確定するたびに、チャートの値動きを確認し、エントリーするかどうかを判断しなければいけません。
もし、会社員の人なら、1時間おきに、
「すいません、ちょっとトイレに。」
と言って、値動きチェックをする必要があります。
そんなことをやってたら、社内で、変な噂が立ちかねません。
専業トレーダーでない限り、そんな頻繁に、チャートを確認することは不可能ですよね。
もっと言うと、
1時間おきにチャートをチェックするということは、寝るヒマ、ありませんよね。
そんなことをしていたら、死んじゃいます。
※ちなみに
「必ず1時間おきにチェックしなくてもいいんじゃない?」「午後8時~午前0時とか、時間を決めてチェックすればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、それはあまりお勧めしません。なぜなら、トレードルールに当てはまる状況で全てトレードできるようにしないと、トレード結果が安定しないから。トレードルールに当てはまる状況が、チェック時間帯にハマったり、外れたりすると、運の要素が強くなってしまいますからね。
では逆に、発想を変えて、ローソク足の確定を確認しなくてもトレードできる方法はないのか?
あります。
自動売買システムです。
でも、そのためのプログラムを構築するなど、専門的な知識や技術が必要。
ハードルが高いです。
そこで、「日足」先生の出番です。
「日足」先生の場合、ローソク足の確定は1日に1回。
すばらしいくらいの安定感。
そして、日本だと出勤前の朝に足が確定するという、兼業トレーダーのためにわざわざ?と思えるくらいのタイミング。
絶妙すぎ。
そのため、生活サイクルに組み込むことも簡単で、規則正しいトレードができます。
極めつけは、ローソク足の確定は目視で確認すればいいだけなので、高度な知識や技術は不要。
とっても分かりやすい指導。
つまり、「日足」を活用したトレードルールであれば、高度な知識や技術が無くても判断が可能で、規則正しく、安定したトレードを実行することが可能になります。
まずは、頼ってみましょうよ。
「日足」先生を。
「日足」のローソク足確定を使ったルール
さて、「日足」先生の素晴らしさが伝わったところで、次に。
日足をどうやって使ったらいいの?
という人のために、簡単にですが、トレードルールに「日足」のローソク足確定を活用する例を紹介します。
例えば、エントリーに活用する場合。
- 過去10日間の高値水平ラインを上抜けして、ローソク足の実体が上抜けした状態で確定したら、翌日の始値でロングエントリー(高値ブレイクの手法)
- 上昇トレンドが発生中、移動平均線に日足ローソク足のヒゲが交わり、かつ、ローソク足の実体が移動平均線の上で確定したら、翌日の始値でロングエントリー(押し目買いの手法)
など。
次に、利食い等の決済に活用する場合。
- ロングエントリー中、移動平均線を下抜けして、ローソク足の実体が下抜けした状態で確定したら、翌日の始値で決済
- エントリー後、10日が経過したら、11日目の始値で決済
などがあります。
とっても簡単ですよね。
あまり深く考えすぎず、まずは、自分が使いこなせるレベルで考えて、検証作業を行ってみると良いですね。
まとめ
では、最後にまとめです。
- チャートの横軸(時間)を活用するとトレードが安定する
- 簡単に、計画的に、トレードするには、「日足」がおすすめ
- 実際に日足を使ったトレードルールをつくって、検証してみよう
たくさんの時間足がありますが、まずは「日足」を使ってみると良いです。
もちろん、日足より細かい時間足を活用するメリットもありますが、まずは基礎を固める意味でも、日足を使って、トレードのスタイルを固めてみましょう。
そして、日足で慣れてきたら、徐々に細かい時間足に挑戦していくと、基礎は固まっているはずなので、トレードがうまくいくかもしれませんね!