どうも、サラリーマンこあらです。
最近、虐待による事件が目立っていますよね。
同じ年齢の子どもを持つ親として、一言、書かずにはいられなくなりました。
子育ては大変なのは間違いない
子育ては、本当に大変です。特に、子どもが小さい時なら尚更です。
1人では出来ないことがたくさんあり、その都度、お世話をしなければいけません。
例えば幼稚園や保育園の子どもを持っていると・・・
ベッドから抱っこして起こして、
おむつ交換して、
食事をつくって、食器を運んで、食事を食べさせて、
お茶を飲ませて、
食事の片付けをして、
着替えさせて、
歯磨きさせて、
保育園や幼稚園に連れて行って、
~仕事~
迎えに行って、
帰宅したら手を洗わせて、
一緒に遊んで、
おむつ交換して、
食事をつくって、食器を運んで、食べさせて、
お茶を飲ませて、
食事の片づけをして、
歯磨きして、
一緒に遊んで、
洋服を脱がせて、
お風呂に入れて、
タオルで拭いて、パジャマを着せて、
ドライヤーして、
お茶を飲ませて、
抱っこしてベッドに連れて行って、
寝かしつけして、
その後に起きて洗濯をして、干して、
次の日の幼稚園や保育園の準備をして・・・
ここでようやく、子どもに関連することが終了です。
日常的なことをやるだけでも、自分の事以外に、コレだけの手間がかかります。
これに加えて、例えば「爪切り」などの身なりの世話をしたり、買い物に一緒に付いてきたり。
大人であれば全く手がかからないことでも、ひとつひとつ、いちいち手がかかります。
更には、ところどころで、
- 駄々をこねる!
- 泣く!
- 叫ぶ!
- 言うことを聞かなくなる!
などの反発も発生して、全く思い通りに事が進みません(笑)
ストレスだって溜まりますし、イライラだってします。
これは、間違いありません。
「幸せ」に目を向ける
でも、それ以上に、たくさんの幸せがあります。
これは、子育てすると自分に利益があるとか、メリットがあるとか、そういう問題ではありません。
親として、単純に、幸せを感じることができる場面がたくさんあるということです。
例えば、
- 楽しそうに遊んでいるときの笑顔
- 美味しいものを、美味しそうに食べているときの笑顔
- 何か嬉しいことがあったときの、嬉しそうな顔
- 何かに挑戦し、頑張ろうとしているときの姿
- ふと見せてくれる、気遣いや優しさ
子どもを育てていれば、必ず、こういう場面に直面します。こういう場面を見たとき、親として、日々の大変な出来事が、一瞬で吹っ飛んでしまうような、とっても幸せな気分になります。
先ほど、あれだけたくさんの手間がかかって大変だ!と書きましたが、全て帳消しできるくらいの幸せを感じることができます。これは、決して他人に対しては味わうことができない、親子だからこそ感じられるレベルの幸せだと思います。
まずは、こういう幸せを感じることができる面に、意識的に目を向けてみることが大切です。
そして、自分だけではなく、夫婦や自分の両親など、同じ目線で子どものことを見ることができる人と一緒に、その幸せを共有することが、とっても大切だと思います。
人と人との付き合いを心がける
私が子育てをして感じたのは、子どもに対しても「人として接する」ことが大切だということ。
自分の子どもだとしても、立派な1人の人間です。
自分の子どもに対しては、どうしても「言うことを聞かせよう」「思い通りに動かそう」「言いなりにさせよう」としてしまいがちです。
これは、「子どものためを思っている」からこそ。いわゆる「しつけ」というやつです。
そのため、自分の思い通りにならないと、自分に否は無いと思っていますから、余計にイライラやストレスがうなぎ上りになってしまいます。
「なんで言うことを聞かないんだ!?」
「言うことを聞かせるためには、罰が必要なんじゃないか!?」
でも、一歩立ち止まって考えてください。
罰を与える前に、できることは無いでしょうか?
友達などの他人に対しても、同じことを考えるでしょうか?
まずは、「子どもだから」という色眼鏡で見るのではなく、「1人の人間」として接することを考えてみるのはどうでしょうか?
「それをすると、とっても困るから、やめてほしい。」
「それをされると、嫌な気分になるから、やめてほしい。」
「それをされると、悲しい。」
「こうしてくれると、嬉しい。」
このように、こちらも1人の人間として、気持ちを子どもに素直に伝えるだけでも、かなりの効果があるということに、実際に子育てをして気が付きました。
子どもは真っ白で、素直ですからね。意地を張って、その場では言うことを聞かなくても、相手に嫌な思いをさせたこと、相手を嬉しい気持ちにできたことは、必ず、心に響いています。
そして、あとで「ごめんなさい」と言ってきたり、次の機会に子どもが自ら気を付けている姿を見たりすれば、「分かってくれて、ありがとう!」という気持ちになり、また幸せをもらうことができます。
このような体験を通して、親子で一緒に成長していきたいですね♪