どうも、サラリーマンこあらです。
FXトレードを行っていると、よく聞く単語「スワップポイント」。
でも、スワップポイントって、なに?
正直なところ、私もイマイチよく分かっていませんでした。なので、今日はスワップポイントについて、可能な限り分かりやすく、まとめてみたいと思います。
なお、ここではスワップポイントのイメージを掴むために、難しく考えないように、かみ砕いて解説しています。そのため、言葉の使い方など本来の意味とは違っている内容になっているかもしれません。
正確な意味合いや内容を知りたい方は、ぜひ、別のホームページで確認してみてくださいね(笑)
スワップポイントとは何か
まず最初に、スワップポイントとは何なのか、という点について。
インターネットで「スワップポイントとは」と検索してみると、多くのホームページでは、以下の解説がされています。
- スワップポイントとは、2つの通貨の金利差のことです
ただ、こう解説されても、分かったような、分からないような・・・。
ということで、私の独断と偏見で、イメージを使って解説してみましょう!
その1:FXトレードとは、2つの通貨を売買すること
上記の図を見てみましょう。
まず最初はすごく基本的なことですが、FXトレードとは、2つの通貨を売買することですよね。
自分は「金利が低い円(金利0.1%)を売って、金利の高いドル(金利2.0%)を買いたい」と思っている。
そこに、「ドルを売って円を買いたい」人が現れました。
その2:売買したい通貨が一致していたため、通貨をトレード
この現れた人は、自分の売買したい通貨と全く逆の要望で、利害が一致したため、通貨をトレードすることになりました。
自分は、円を売った代わりに、ドルを買いました。
この行為は、FXトレードの行為のうち、「注文を出して、ポジションを持った」ところに当たります。
その3:決済して買い戻すまでは、売った通貨の金利を相手に払う
念願の「ドル」を手に入れて、保有することになりました。
しかし、FXトレードはポジションを持って終了ではなく、最終的には「利食い」もしくは「損切り」を行い、売った通貨について決済しなければいけません。
自分の場合は、売った「円」を、いつか買い戻す必要がある。
そして、買い戻すまでは、自分のところに入ってくる「円」の金利0.1%分を、現在の「円」の保有者に支払う必要があります。
逆に、自分が現在保有している「ドル」について、相手が買い戻すまでは、「ドル」の金利2.0%を相手からもらう。
つまり!
通貨の売買を行って、その通貨を保有している状況では、
自分が買い戻すべき通貨の金利を相手に支払い、
自分が購入して保有している通貨の金利を購入元から受け取る、
ということ。
これが、スワップポイントの仕組みです。
この図の場合、自分は支払う金利0.1%と、受け取る金利2.0%の差引となる+1.9%分が、「スワップポイント」として収入になる、ということです。
スワップポイントの受け取りと支払い
上記の図で出てきた「自分」は、スワップポイントを受け取っていました。
しかし、上記の図からも分かるとおり、相手は、金利の差引がマイナスとなっていたため、スワップポイントは支払う必要があります。
つまり、スワップポイントは、受け取るだけではなく、支払うこともあるということ。
スワップポイントを受け取るのか、支払うのか、そのポイントは以下のとおり。
- スワップポイントを受け取る場合・・・金利の低い通貨を売って、金利が高い通貨を買った場合
- スワップポイントを支払う場合・・・金利の高い通貨を売って、金利の安い通貨を買った場合
スワップポイントはいつ発生するのか
スワップポイントは、受け取り分も支払い分も、毎日決まった時間に発生します。その時間については、取引会社によって異なりますが、その決まった時間を跨いでポジションを保有した場合に、スワップポイントが発生します。
ちなみに、基本的に、スワップポイントの発生は1日分となります。しかし、1週間に1日だけ、土曜と日曜の分を含む「3日分」のスワップポイントが発生する曜日があります。
マイナスのスワップポイントが発生するような手法の場合は、その曜日を跨ぐかどうかで、収支にそれなりに大きな影響を与えるため、その曜日がいつなのか、事前にしっかりと確認しておきましょう。
そして、自分のトレード手法に影響があるかどうか、確認しておく必要があります。
スワップポイントの注意点
スワップポイントは、決まった時間を跨いでポジションを保有した場合に、発生します。
つまり、長期間保有すればするほど、毎日、スワップポイントが発生し、蓄積していきます。そのため、長期トレードをする場合には、スワップポイントを支払うポジションは避けた方が良いかもしれません。
一方で、決まった時間を跨がなければ、スワップポイントは発生しないということでもあります。
もし、スワップポイントを支払う必要があるポジションの状況であれば、ポジション保有時間を短くすることで、スワップポイントを払わないようにすることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。可能な限り、かみ砕いて、スワップポイントをまとめてみました。
スワップポイントは、収入にも損失にもなり得ます。
そのため、トレード手法を考える場合は、ぜひ、スワップポイントの事も考慮して、可能な限り収入の得やすいトレード手法を考えて欲しいと思います。