どうも、サラリーマンこあらです。
以前、「10年勝てなかった私が、FXトレードで勝てるようになった2つのポイント」の記事で、FXトレードの手法を裁量トレードからシステムトレードへ変更してから、結果が出せるようになったと書きました。
今回はそれに関連して、FXトレードの「裁量トレード」について、私が経験した家庭や育児の面のデメリットを紹介します。
裁量トレード時代のスケジュール
まず最初に、私が裁量トレードを行っていたときのタイムスケジュールを紹介します。
- 21時頃までに家事や子供の寝かしつけ等を終わらせる。
- 21時30分頃からチャート分析開始
- その後はずっと、チャート監視と発注
- 24時頃までトレードして、就寝
1日、3時間~4時間くらいはFX投資に費やしていたはず。それも、為替市場が開いている平日は全て。
今考えると、当時は子供が1人しかおらず、かつ年齢が小さかったから可能だった生活スタイルだったと思います。
裁量トレードのデメリット
次に、FXの裁量トレードを行う場合のデメリットですが。
まずは、何といっても拘束時間が長い。
チャート監視中はエントリーチャンスを逃すのではないかというプレッシャーから、画面の前から動けなくなります。ずーっと、チャート監視に気を取られてしまう。
そんな状態で他のことが出来るわけもなく、有意義な時間を過ごすことが出来てませんでした。本当であれば、投資の勉強や、その他の勉強ができたはずなのに。
その中でも、一番良くなかったのは、妻との会話。
私がFXのチャート監視をし始めたとしても、妻は、今日の出来事について、テレビについて、子育てについてなど、私と色々と話をしたい。一方で、私はというと、お金がかかった真剣勝負をしている最中に話かけてきてほしくない。
そっちに気を取られて、重要なタイミングを逃してしまったらと思うと、妻が話かけてきたことに対して、話半分になってしまう。
酷い時だと、嫌な顔をして「話しかけるな」オーラ全開にしていたはず。
そのうち妻も察するようになってきて、「お仕事中にごめんね」なんて気を遣わせる始末。
今思うと、自分にも家族にも、最悪なことをしてました。
本当なら、家事を一緒にやって、子どもの寝かしつけを終わらせて、そのあとに、夫婦水入らずで、今日あったことや、子育てのことなど、家族や育児についてのコミュニケーションをとることこそが大切。
FXトレードだって、家族と一緒に、幸せに生活するために、少しでも収入をアップさせることが目的ななずなのに。
全くもって、逆行していました。
色々と犠牲にしながら、FXトレードをしていたような気がします。
それでもって、結果を出せていないのだから、もう目が当てられませんよね。
裁量トレードは、やり方次第
ここで、ちょっと補足説明しておきたいのですが、これはあくまで私の場合の話です。
FX投資をしている人の多くは裁量トレードを行っていると聞きますし、やり方によっては私のように時間を犠牲にしなくてもいいと思います。
私の場合は、まず自分の中に明確なトレードルールというか、勝ちパターンが存在していなかったから、随時チャートを監視し、トレードできそうだと思ったら発注をかけるという、非常に無駄の多いスタイルでした。
これは、また別の機会に記事を書こうと思うのですが、裁量トレードで勝っている人って、何となくですが、頭の中に勝ちパターンがいくつも収納されていて、それを組み合わせてトレードするような、システムトレードに似た感じでトレードしている気がするんですよね。
「チャートがこういうパターンになったときは、こうトレードする」とか「このシグナルが出たときはエントリーする」とか。
逆に、「今の状況だと、自分の勝ちパターンから外れているから、静観しよう」という判断も抵抗なくできる状態になっている気がするので、私のように随時チャートを監視しなくても、もっと時間を有効に使えるはず。
結局のところ、その人のスキル次第というか、裁量トレードだからといって、時間を犠牲にするとは限らないんですよね。
ただ、これだけは言えると思いますが。
自分の中に勝ちパターン等が蓄積されていない初心者や知識の乏しい人にとって、裁量トレードの方がシステムトレードに比べて難易度が高いです。
FXトレードの目的を忘れないこと
最後に、もう一度、書いておきますが。
FXトレードをする目的を、忘れないこと!
自分の私利私欲のためにFXトレードをするのであれば、やり方なんてどうでもいいと思います。でも、家族と一緒に、幸せになるために収入アップを目的としてFXトレードをするのであれば、FXトレードをすることで、家族との関係が悪化するような方法は採用しないこと。
家族との幸せな時間を無駄にせず、かつ、FXトレードも行えるような、そんな理想的な方法を探していきましょう!