どうも、サラリーマンこあらです。
だんだんと寒くなってきた今日この頃ですが、東北地方に住む我が家にとって、冬場は洗濯事情が厳しくなります。
これまでは部屋干しで対応していたのですが、訳あって「衣類乾燥除湿機」の導入を検討しております。
なぜ「衣類乾燥除湿機」が必要なのか
理由その1:ベランダに屋根がない
我が家(戸建て賃貸)のベランダには屋根がありません。
つまり、天気が悪い日は、外に洗濯物を干すことが不可能です。
特に冬場は致命的。基本的に毎日のように雪が降り積もっていますから、外に洗濯物を干すなんて考えられない。
部屋干しするしかないんです。
また、夫婦共働きという問題点も。
朝天気が良くて外に洗濯物を干して仕事に出かけたとして、午後から天気が悪くなってきたりしたら、まぁ大変。
二度揚げならぬ、二度洗い状態。
そんな訳で、部屋干し以外に考えられないんです。
休日以外は、一年中、部屋干し。
理由その2:引っ越しにより部屋干し環境が変化
じゃあ、「部屋干しすれば?」となるんですが、そう都合よくいかないのが世の中ってもの。
我が家、今年に入ってから引っ越ししたんですが、それによって部屋干し環境が変化。
これまでは、冬場寒くて洗濯物が乾きにくい時期でも、ファンヒーターで温めたリビングダイニングで部屋干しをして、扇風機を活用することで何とか乾かしていました。
しかし、引っ越ししたことによって、リビングダイニングに洗濯物が干せない。
別の部屋で、部屋干しするしかない。
冬場は寒くて、洗濯物が乾かない!
さらにその部屋、換気扇も無く、最悪なことにパソコンが置いてある部屋。
ファンヒーターを使って部屋を暖めながら洗濯物を乾かそうとした結果、どえらい湿気。
パソコン・・・、壊れますよ。
理由その3:家族全員の洗濯物はまとめ洗い不可
我が家、4人家族。洗濯物の量も、なかなかのもの。
子どもの服って小さいくせに、なんであんなに量があるんでしょう?
というわけで、週末にまとめて洗濯するという選択肢は無い。
毎日が洗濯日。
色々と作戦を考えた結果
毎日、洗濯。
毎日、部屋干し。
部屋干しの部屋に湿気はNG。
ということで、色々と作戦を考えてみました。
作戦1:コインランドリー活用
お金がかかるし、毎日運ぶのは現実的ではない。
作戦2:エアコンの除湿機能を活用
使ってみたけど、なんだか動いていないような?
というわけで、少し調べてみると・・・
エアコンの除湿機能には大きく分けて「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2タイプがあるらしい。
「弱冷房除湿」はエアコンの中で空気を冷やすことで空気中の湿度を除去し、冷たくなった空気を吐き出すというもの。一方、「再熱除湿」は、エアコンの中で冷やした空気を再加熱し、室温と同じ空気を吐き出すというもの。
ちなみに我が家のエアコンは「弱冷房除湿」。
この「弱冷房除湿」の場合は、梅雨時期の部屋干し乾燥には効果があるみたいだが、冬場はあまり効果が無いらしい。
基本的な知識として、空気は温めることで空気中に多くの水分を含むことが出来るが、冷えた空気にはあまり水分を含まない。
要するに、冷たい空気の中では、洗濯物の水分が蒸発しにくくなり、乾きにくくなるということ。
「弱冷房除湿」の場合は、冷たい空気を吐き出す機能のため、冷えた空気が出てきては意味がない。
乾かない。
なにより問題なのは、この「弱冷房除湿」というのは室温が一定温度以下だと作動しないらしい。
つまり、除湿機能が働いていないということ。
じゃあ、暖房だとどうか?
空気を温めるため、空気中に多くの水分を含むことが可能となり、一定の効果は期待できる。
でも、除湿機能は無い。
なので、空気中に含むことができる水分量を超えたら、洗濯物から水分が蒸発しにくくなり、乾きにくくなる。
というわけで、エアコンも却下。
何より、湿度からパソコンを守るという目的が達成できない。
作戦3:衣類乾燥除湿機の導入
洗濯物が乾かせる。
除湿もしてくれる。
これしかない!
衣類乾燥除湿機の種類と特徴
というわけで「衣類乾燥除湿機」について、検討を開始してみました。
その結果、大きく分けて3つの種類があることが判明。その特徴を簡単に説明すると以下のとおり。
種類1:コンプレッサー方式
- 空気を冷却し、結露を強制的に発生させて除湿する方式
- 室温も湿度も高い時期(夏場)に高い効果を発揮
- 逆に室温が低く乾燥している時期は結露の発生を起こしにくく、冬場は除湿効果が発揮されない
種類2:デシカント方式
- 除湿剤に空気中の湿度を吸収させ除湿する方式
- 湿気を吸収した除湿剤をヒーターで暖め、その暖かい空気が熱交換器を通る際に室温で冷やされ、水滴に変化しタンクに貯蔵
- 室温が低い冬場などでも高い除湿効果を発揮
- 一方で、ヒーターによる暖めにより消費電力が大きく、室温も上がりやすいため、夏場には不向き
種類3:ハイブリット方式
- 上記「コンプレッサー方式」「デシカント方式」の両方の機能を備えた除湿機
- 機能としては良いとこどりだが、本体価格が高い
我が家の条件に当てはめてみた結果
色々な種類の除湿機があるというのが分かったところで、我が家の環境を元に、衣類乾燥除湿機に求める条件を再確認してみる。
- 部屋の広さは6畳程度
- 使用時期は一年中
- 用途は「部屋干し洗濯物の乾燥」と「部屋干し部屋の除湿」
- 部屋干し臭が抑えられるもの
- 手入れができる限り簡単なもの
ということで、この条件に合う衣類乾燥除湿機を探した結果見つけたのがコレ。
まず重要なのが、1年中の使用が可能な「ハイブリット方式」。
除湿可能面積は木造で11畳程度と十分。
そして「ナノイーX」搭載で除菌と部屋干し臭を抑制してくれるとのこと。
また、上下左右の風向き調整で様々な干し方にも対応し、無駄なく、ムラなく乾燥。
部屋干し臭は、乾燥にかかる時間が長いほど強くなってしまうらしいので、そういう点からも風向き調整は期待できそうな感じ。
手入れについても、説明書を見たところタンクとフィルター掃除くらいで簡単そう。
また、以前に加湿器を購入した際に、手入れするパーツの多さ、水が溜まって水垢やヌメリが発生し、手入れが非常に面倒だった失敗を思い出し、実際に某量販店に行って現物を確認。
除湿した水が溜まってカビそうなパーツが無いかも確認してみましたが、大丈夫そう。
カタログ機能的には、申し分ない。
ただし!
価格が5万円弱と高い。
でも、買います。
快適な洗濯ライフを手に入れるためには、納得できる価格ですから。
しかし、ハイブリット方式の除湿機って、意外と売ってないんですね。量販店にも、これくらいしか置いてなかったですし。
あとは、実際に使ってみてどうか?
→「パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YHRX120-N」を見てみる